熱中症とは暑さにより体温を調節できなくなった状態で全身症状が呈した総称のことです。
直射日光が原因であれば日射病、高温下の閉め切った環境が原因であれば熱射病となります。
≪熱射病≫は水分が大量に奪われ脱水症状になるため動悸やめまい、意識障害がでます。
≪日射病≫は熱が体にこもってしまった状態で体温が上がってしまいます。
気温や湿度が高い環境では運動や作業をすると体内から水分やミネラルが出てしまい、その結果、筋肉のけいれんやこむら返り、体温上昇、めまい、吐き気、失神などがおこります。
まずは体温を下げるために、風通しの良い、涼しいところで寝かせて濡れたタオルなどを使って体を冷やしましょう(冷やしすぎには注意!)。体温が下がり意識があれば冷たいスポーツドリンクを飲ませましょう。
暑い環境での作業や運動時には必ずこまめに塩分と水分を補給しましょう。
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