子供の成長痛は小学生くらいまでの子供によくみられます。
日中は元気に過ごしているのに夜になると急に脚が痛みだしますことが多々あります。しかしまた何事もなかったかのように痛みが消え通常の日常生活を送れるようにもなります。子供たち全員に起こる病気ではありませんが成長する過程で筋肉や関節のバランスが崩れておきるものですから、まずは重病ではなく成長過程におこるものだということを十分理解しておくことが大切です。病気というよりは成長のひとつととらえましょう。
しかし成長痛の中には過度の運動により痛みがどんどん強くなる病気もあります。膝下におこるオズグット病は有名ですが、このように痛みが徐々に強くなる場合には接骨院や整形外科を受診すべきでしょう。患部に負担がかからないように処置する必要がありますし、場合によってはその運動を控える必要があります。
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